名古屋の弁護士に不倫慰謝料を請求する際には不貞行為の証拠が必要

2023/11/26

証拠とは不貞行為の裏付けとなるもの

不倫慰謝料を請求するには、まず配偶者が相手と不倫関係にあるという証拠を集めなければいけません。配偶者や不倫相手に不倫を認めさせ、適正な金額の慰謝料を支払ってもらうためです。

証拠として使えるのは、不倫相手とのメールや写真、ホテルを利用した明細など。夫婦の会話の中で配偶者が不倫を認めた場合、音声を録音しておけばそのデータも証拠になります。いつどこでどのような行動を取ったか裏付けるものを集め、証拠として保存しておきましょう。

証拠を見つけたら保管しておく

配偶者と不倫相手の関係性がわかる証拠を見つけたら、できる限りすべて保管しておきましょう。例えば、写真や動画、メールのやり取りはお手持ちのスマートフォンで撮影するだけで簡単に記録することができます。写真や動画は「自分ではない」と言い逃れされないよう、顔が写っているものを探してください。

また、メールの内容は性行為があったとはっきりわかる文面かどうかが大切です。どの証拠が使えるのかわからないときは、弁護士に相談しながら集めることをおすすめします。

証拠があれば離婚裁判時に有利になることもある

不倫の証拠が手に入れば、不倫慰謝料の請求だけでなく離婚裁判でも有利になる可能性があります。特に、自分に落ち度がなく配偶者から一方的に精神的苦痛を与えられた場合には、高額な慰謝料請求を行なったり有利な条件で離婚できたりするでしょう。子どもがいる場合には、配偶者の不倫を主張することで親権を取得しやすくなる可能性も高いです。

しかし、離婚裁判で使えるような証拠が集まらないこともあります。そのような場合は探偵に調査を依頼し、調査報告書を手に入れるのがおすすめです。

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